今回の展開では、自動化されたAI駆動型取引、リスク管理機能、セキュリティ強化が加わった。米インフレ動向の変化と市場の高い変動性を背景に投入されたとしている。
XRP Powerは、AIを活用した新たな自動売買システムを導入し、あわせてセキュリティプロトコルを更新したと発表した。最新の米インフレ統計を受けてマクロ環境が変化する中での投入と位置付けている。6月の消費者物価指数(CPI)統計では、エネルギーコストの低下とコアインフレの鈍化が寄与し、インフレの落ち着きが示されたとした。一方で、原油価格が1バレル=80ドル近辺で推移し、地政学的要因も株式、先物、デジタル資産市場全体の変動性を引き続き押し上げていると述べた。 同社によると、このソフトウエアは機械学習モデルとビッグデータ分析を組み合わせ、リアルタイムの価格動向、オーダーブックの出来高、テクニカル指標を分析する。これにより、ユーザーが設定したパラメーターに基づく自動執行を可能にし、感情的なバイアスの低減を目指す。開発パイプラインは、AIによる市場データ分析、自動戦略執行、高度なリスク管理、高スループットかつ低遅延の取引を支えるインフラ更新に重点を置いているという。 また、XRP Powerは、多層的なデータ暗号化、必須の二要素認証、リアルタイム異常検知、自動化されたリスク管理機能によってセキュリティを強化したと説明した。システムの運用枠組みやソフトウエア機能の詳細を求めるユーザーや研究者向けに、XRP Powerのウェブサイトでプラットフォーム文書を公開している。