Critical Materials Crossroads構想は、国内の重要材料に関するカンザスシティ地域ハブの構築を目指す。ミズーリ・エクステンションは、2036年までに約10,000人の雇用創出と最大400億ドルの経済効果を見込んでいる。
米国立科学財団(NSF)は、カンザスシティ地域におけるミズーリ大学カンザスシティ校(UMKC)主導の「NSF Critical Materials Crossroads Engine」を選定し、まず2年間で1500万ドルを交付する。今後10年間で設定された目標を達成すれば、最大1億6000万ドルを受け取る可能性がある。この構想はミズーリ大学システムが2022年に立ち上げたもので、電池、航空機エンジン部品、半導体、医療機器に使われる金属や先端材料について、地域の重要材料エコシステムを構築することを目的とする。同時に、外国が支配するサプライチェーンへの米国の依存低下も狙う。ミズーリ・エクステンションは、この取り組みにより2036年までに約10,000人の雇用が創出され、最大400億ドルの経済効果が生まれ、10年間でミズーリ州とカンザス州の合計GDPを170億ドル押し上げると試算している。NSFによれば、この助成は同財団の「Regional Innovation Engines」プログラムの一環で、20州にまたがる米国の12チームが選ばれた。Critical Materials Crossroadsは、全米285件の提案の中から2025年に選ばれた15の最終候補の1つだった。