GraniteSharesは、価値の約92%を失ったLucid連動のレバレッジドファンドを閉鎖する。7月14日時点でも、同ファンドの受益証券はマイナスの純資産価額を上回って取引されていた。
GraniteSharesは、NasdaqにティッカーLCDLで上場するGraniteShares 2x Long LCID Daily ETFの整理に乗り出した。Lucid Group株に連動した損失により、同ファンドの純資産価額(NAV)がマイナス圏に沈んだためである。2025年4月22日に設定され、Lucid株の日次騰落率の2倍の成果を目指すこの商品は、価値の約92%を失っていた。7月14日時点でNAVはマイナス0.0156ドルだった一方、受益証券は0.2876ドルで取引されており、市場価格と裏付け価値の大幅な乖離が浮き彫りとなった。今回の閉鎖は、BULX、ETRL、MSDDを含むGraniteSharesによるレバレッジドETF整理の流れに連なるものであり、日次リセット型の仕組みによってボラティリティ・ディケイや複利効果を通じて長期的にリターンが損なわれ得る、単一銘柄レバレッジドETFの周知のリスクを改めて示している。