
改訂申請では保管・ステーキングサービス提供者としてコインベースを明記したが、提案中のイーサリアムおよびソラナのファンドは引き続きSEC(証券取引委員会)の審査下にあり、承認や開始時期は確認されていない。
モルガン・スタンレーは7月14日、現物イーサとソラナの上場投資信託の提案に関するS-1申請を更新し、ティッカーの$MSSEと$MSOL、両商品に対する年率0.14%のスポンサー手数料、そしてステーキングを中核とする構造を維持した。改訂書類では、モルガン・スタンレー・イーサリアム・トラストおよびモルガン・スタンレー・ソラナ・トラストに関連する保管・ステーキングサービス提供者としてコインベースを明記した。一方、既存の申請ではBNYメロンが引き続き共同カストディアンに指定されている。イーサリアムのトラストは通常、保有ETHの50%から80%をステーキングし、ソラナのトラストは償還や費用に備えて一部資産の流動性を維持しつつ、保有SOLの最大100%をステーキングできる。ステーキングサービス提供者とカストディアンは報酬の5%を受け取り、95%は各トラストに帰属する。これまでの申請では、Figment Inc.、Galaxy Blockchain Infrastructure LLC、Coinbase Canada Inc.がステーキングサービス提供者として記載されていた。今回の修正は、提案中ファンドに向けたモルガン・スタンレーの準備を一段と進めるものだが、規制当局の承認を意味するものではなく、開始時期を確認するものでもない。1月の当初申請と6月18日の修正に続く今回の最新改訂は、申請が引き続き審査中にあるなかで、SEC(証券取引委員会)との協議が継続していることを示唆している。