モルガン・スタンレー第2四半期決算、市場予想上回る

モルガン・スタンレー第2四半期決算、市場予想上回る

2026年第2四半期の株式トレーディング収入が過去最高の63億ドルとなり、ウェルス・マネジメントへの純流入1481億ドルや引受・投資銀行手数料の増加が寄与し、モルガン・スタンレーの業績は市場予想を上回った。

要約

モルガン・スタンレーは、市場予想を上回る第2四半期決算を発表し、株価が上昇した。過去最高の株式トレーディング収入と投資銀行業務の拡大が業績を押し上げた。2026年第2四半期の株式トレーディング収入は63億ドルと前年同期比69%増加し、ウェルス・マネジメント部門では純新規資産1481億ドルを計上した。株式引受手数料は70%増の8億5100万ドルとなり、投資銀行手数料全体を24億4000万ドルへ押し上げた。発表前、アナリストは1株利益2.89ドル、売上高約196億7000万ドルを予想していた。今回の結果は、トレーディング活動と案件形成が同四半期に改善したことを示したJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスの動きに続くものであり、投資家は地政学的緊張が高止まりする中でテッド・ピック最高経営責任者(CEO)の見通しにも注目している。

用語解説
  • 純新規資産: 顧客資産の流入額から流出額を差し引いた額。
  • 株式引受: 企業の株式発行と販売を支援し、資本市場関連の手数料を生み出す業務。
  • 投資銀行手数料: 引受を含むアドバイザリー業務や資金調達支援サービスから得られる収益。