
BlockSec Phalconによると、攻撃者はDAO(自立分散型組織)のガバナンス権限を取得し、Smart Yieldのコントローラーロジックを更新した上で、特権機能と50アカウントに既存のUSDC承認を利用してプール資金を流出させた。
Ethereum上のBarnBridge SMART Yield(cUSDC)が攻撃を受け、約77万6000ドルの損失が発生した。先に指摘されていたガバナンス関連の承認リスクが、実際の被害に発展した可能性がある。BlockSec Phalconによると、攻撃者はDAO(自立分散型組織)のガバナンス権限を取得し、SmartYield/controllerプロキシを悪意ある実装に更新。その後、CompoundProviderの特権的な_takeUnderlying関数を、50のユーザーアカウントに既存のUSDC承認と組み合わせて用い、transferFees経由でプール資金を移動させたという。この事案は、ガバナンス支配とアップグレード可能なコントラクトロジックが侵害された場合、トークン承認が直接的な損失経路になり得ることを浮き彫りにした。