
中央銀行は、経済が持ち直しており、インフレ率は3%超でピークを付けた後に鈍化するとの見方を示した。一方で、中東情勢や米通商政策を巡る不確実性は引き続き高いとした。
カナダ銀行は水曜日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を2.25%に据え置いた。昨年の大幅な金融緩和で10月に現在の水準まで引き下げた後、据え置きはこれで6会合連続となる。中銀は、中東情勢や米通商政策の動向を巡る不確実性は依然高いものの、経済の持ち直しに対する確信を強めているとした。また、非エネルギー財の価格はおおむね抑制されており、インフレ率は3%超でピークを付けた後に鈍化する見通しも示した。中銀はこれまで、年後半に成長が強まるとの見方を示す一方、2026年の成長率見通しを4月時点の1.2%から0.7%に引き下げ、2026年のインフレ率見通しを2.3%から2.5%に引き上げていた。今後2年間のインフレ率は、目標レンジである1%〜3%の中央値付近で推移するとみている。