ジュエリー・メゾンが24%増で成長をけん引し、高級品グループは全地域で増収、2026年6月30日時点の純現金は91億ユーロに達したと述べた。
リシュモンは2026年6月30日までの3カ月間の第1四半期売上高が63億ユーロに達し、固定為替ベースで20%増、実勢為替ベースで17%増となるなど、好調な年度の滑り出しを報告した。成長をけん引したのはジュエリー・メゾンで、売上高は24%増加した。一方、スペシャリスト・ウォッチメーカーズは8%増、ファッション&アクセサリー・メゾンを含むその他部門は9%増となった。マクロ経済と地政学を巡る環境の不安定さや原材料コストの高止まりにもかかわらず、地域・販路を問わず幅広く勢いが広がったと同社は述べた。 全地域で売上高が増加し、米州、アジア太平洋、日本、欧州では2桁増となり、中東・アフリカも増収に復帰した。小売りは引き続き最大の成長エンジンで、24%増加してグループ売上高の71%を占めた。オンライン小売りは18%増、卸売りとロイヤルティ収入は9%増だった。リシュモンは、一部市場では観光客消費にも支えられ、現地需要が主要な押し上げ要因になったと述べた。 事業別では、ブチェラッティ、カルティエ、ヴァン クリーフ&アーペル、ヴェルニエの4つのジュエリー・メゾンが7四半期連続の2桁成長を達成した。リシュモンの6月末時点の純現金ポジションは91億ユーロで、これにはAvolta持ち分売却による4億ユーロの現金流入が含まれる。年次株主総会は2026年9月9日にジュネーブで開催予定で、中間決算は2026年11月13日に発表される見通しである。