ブラックロックの第2四半期決算、市場予想上回るもデジタル資産は減少

ブラックロックの第2四半期決算、市場予想上回るもデジタル資産は減少

ブラックロックは第2四半期に過去最高の運用資産残高とETF主導の資金流入を記録した一方、iShares Bitcoin Trustでは約33億ドルの流出が発生し、デジタル資産の残高押し下げ要因となった。

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ファクトチェック
主張に含まれるすべての具体的な数値は裏付けられている。Yahoo Financeは、調整後EPSが13.91ドル(市場予想12.57ドルを上回る)、売上高が70億8000万ドル(市場予想67億2000万ドルを上回る)、AUMが15.3兆ドル、Q2の純流入額が1920億ドルだったことを確認している。ブラックロックの公式プレスリリースのタイトル(検索で確認可能)にも「2026年第2四半期の希薄化後EPSは12.19ドル、調整後では13.91ドル」とあり、主張の調整後13.91ドルという数値と一致する。CryptonewsはCoinDeskと公式決算発表を引用し、デジタル資産のAUMが力強い中長期の流入にもかかわらず、前年同期比39%減の488億ドルに落ち込んだことを確認している。CryptobriefingとBloomingbitも、AUMが15.3兆ドル、純流入額が約1920億ドルであることをさらに裏付けている。この主張は、ブラックロックが公表した2026年第2四半期決算を正確に反映している。
要約

ブラックロックは第2四半期決算で市場予想を上回り、調整後EPSは13.91ドル、売上高は70億8000万ドルとなった。運用資産残高は15兆3400億ドルに達し、純流入額は合計1917億ドル、このうちETF主導の長期純流入は1991億ドルだった。上半期の純流入額は過去最高の3210億ドルに達し、この四半期の長期純流入のうち1779億ドルをETFが占めた。一方で、デジタル資産は商品別実績の弱点として残った。Farside Investorsによると、ブラックロックのiShares Bitcoin Trustは四半期中に約33億ドルの純流出を記録し、純資産は第1四半期末の約534億ドルから約460億ドルへ減少した。こうした流出は、米国の現物ビットコインETFが6月に月次ベースで過去最大の償還波に見舞われ、2026年の累計フローが初めてマイナスに転じる中で起きた。ビットコインは2026年上半期に約30%下落し、安定化する前に年初来安値付近の5万8000ドルまで下げ、ETF市場全体に圧力をかけた。それでもIBITは、2024年1月の設定以来累計純流入額が600億ドルを超える米国最大の現物ビットコインETFであり、ブラックロックはデジタル資産とトークン化を引き続き戦略の一部と位置付けているとした。

用語解説
  • トークン化: 伝統的な金融資産をブロックチェーンベースのネットワーク上でデジタルな形で表現するプロセス。
  • 現物ビットコインETF: デリバティブではなくビットコインそのものを保有することで、ビットコイン価格に直接連動するよう設計された上場投資信託。
  • 純流入: 解約や出金を差し引いた後に、ファンドや運用会社に流入した新規投資資金の額。