ゴールドマン・サックス元法務トップ、エプスタインとの関係で下院委員会が聴取へ

ルエムラー氏はジェフリー・エプスタインと関わったのは誤りだったとし、下院監視委員会が調査を拡大する中で、自身の電子メールは誤って読まれていると議員らに説明している。

要約

ゴールドマン・サックスの元法務トップで、バラク・オバマ大統領のホワイトハウス法律顧問も務めたキャスリン・ルエムラー氏が、ジェフリー・エプスタインの有力人脈を巡る超党派調査を深める下院監視委員会に出席する見通しである。事前に準備した陳述でルエムラー氏は、エプスタインと関係を持ったのは誤りだったこと、同氏にうそをつかれたこと、自身と同氏の電子メールの多くが文脈を離れて取り上げられるか誤って解釈されていることを述べている。現在知っていることを踏まえれば、そもそも同氏と一切関わらなければよかったとしている。 委員会の調査では既にビル・ゲイツ氏やビル・クリントン元大統領を含む十数人の著名人から証言を得ており、ルエムラー氏は17人目の証人とされる。同氏はこれに先立ち、エプスタインとのやり取りへの反発を受けて6月30日にゴールドマン・サックスの法務トップ職を退くと発表していたが、現在も同行に在籍している。司法省が公表した文書は、両者の関係が正式な法務業務を超え、私的な電子メールや社交の予定、贈答品に及んでいたことを示した。記録によれば、2008年の性犯罪有罪判決後も両者は長年にわたり親密な関係を続けており、ルエムラー氏は後に同氏を「怪物」と呼んだ一方で、電子メールでは「アンクル・ジェフリー」と呼び、慕っていると記していた。 委員会の調査対象は広がっている。億万長者投資家レオン・ブラック氏は、エプスタインとの長年の関係に関する一部の質問への回答を拒んだと議員らが述べたことを受け、先月召喚状を受けた。委員会関係者によれば、ブラック氏の弁護士は9月3日の正式な宣誓証言への出席を確認しており、来週末までに秘密保持契約を提出する見通しである。議員らは、司法省長官への正式指名が上院で審議中のトッド・ブランシュ司法長官代行への聴取にも関心を示している。前司法長官パム・ボンディ氏は、エプスタイン関連文書の公開に関する司法省側の責任者として同氏を挙げていた。

用語解説
  • 秘密保持契約: 当事者が特定の情報や詳細を公に共有することを制限する契約。