FRBのウィリアムズ総裁、インフレはピークアウトの可能性 2%到達は2028年と予測

FRBのウィリアムズ総裁、インフレはピークアウトの可能性 2%到達は2028年と予測

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、4%近いインフレ率はなお高すぎるとしつつ、政策はインフレ率を低下させるうえで適切な位置にあると述べた。年末時点の物価上昇率は約3.25%になると見込んでいる。

ファクトチェック
CNBCの記事とロイターの報道(WHTC経由)は、この主張のあらゆる要素を直接かつ一貫して裏付けている。ウィリアムズ氏は、インフレ率が4%近辺と依然として高いものの、すでにピークを打った可能性が高いとし、政策は適切な位置にあると述べた。年末時点の物価上昇率は約3.25%と見込まれ、2%の目標達成は2028年になるとの見方も示されている。同日に出た2本の独立した信頼できる報道が、同じ具体的内容を相互に裏付けている。
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要約

ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は、4%前後で推移するインフレ率は依然として明らかに高すぎるが、すでにピークを打った可能性があり、金融政策は現在、適切な水準にあるとの認識を示した。インフレ率は年末までに約3.25%へ鈍化し、2028年には米連邦準備制度の2%目標に戻ると予想している。一方、実質GDP成長率は今年2%〜2.25%となり、失業率は4.2%から2028年までに4%へ緩やかに低下すると見込んだ。ウィリアムズ総裁は、関税圧力の後退、2月下旬の米国とイスラエルによるイラン攻撃に伴う原油価格急騰がピークを打つ可能性、人工知能投資に関連する需給の不均衡の緩和、労働市場がインフレを押し上げていないこと、そしてインフレ期待が安定していることが、物価圧力の沈静化を後押しすると主張してきた。現在の政策スタンスは、インフレ率を持続的に目標へ戻すうえで適切な位置にあると述べた。

用語解説
  • インフレ期待: 家計、企業、市場が予想する将来の物価上昇率
  • 金融政策: 金利設定などを通じてインフレや経済成長に影響を与える中央銀行の政策
  • 総合インフレ率: 消費者物価全体のバスケットにわたる全体的なインフレ率