セレスティア・ラボがSovereign Labsを買収、レイヤー1超えへ事業拡大

セレスティア・ラボがSovereign Labsを買収、レイヤー1超えへ事業拡大

7月15日の取引により、Sovereignのアプリチェーン向けソフトウエアチームを社内に取り込み、共同創業者のPreston EvansはCTOに就任した。セレスティア・ラボは企業向けフルスタックのカスタムブロックチェーンパートナーとしての位置付けを強める。

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ファクトチェック
2026年7月15日付のセレスティア・ラボ公式ブログ投稿とセレスティア公式Xアカウントは、セレスティア・ラボがSovereign Labsを買収し、Sovereign SDK/アプリチェーンチームを社内に取り込み、共同創業者のPreston EvansをCTOに昇格させることを直接確認している。狙いは、カスタムブロックチェーンのフルスタックパートナーになることである。この内容はTheBlockのプレスリリースとCrypto Briefingの報道でも裏付けられており、いずれも7月15日の日付とCTO就任の詳細が一致している。主要な主張の要素はすべて一次情報で検証済みである。
要約

セレスティア・ラボは7月15日、カスタムチェーン構築に用いられるSovereign SDKを手がける高性能アプリチェーン開発企業Sovereign Labsを買収したと発表した。今回の買収により、実行層およびアプリケーション層の専門性を社内に取り込み、セレスティア・ラボはレイヤー1の枠を超えて事業を拡大し、企業向けフルスタックのカスタムブロックチェーン開発パートナーとしての地位確立を目指す。Sovereignは2021年以降、セレスティアのエコシステムに注力しており、共同創業者のPreston Evansを含む6人のチームメンバーが買収の一環としてセレスティア・ラボに加わる。EvansはCTOに昇格した。セレスティア・ラボによると、統合後のチームはこれまでに25本超の本番稼働ブロックチェーンを提供してきた。Sovereign SDKについては、アプリケーション特化型の高性能ブロックチェーン向け主要フレームワークと説明した。これを採用するプロジェクトには、85億ドル超の送金を処理したブリッジのRelayや、1.2ミリ秒で注文を清算し、毎秒30,000件超のトランザクション処理が可能な無期限先物取引所Bulletが含まれる。アプリケーションが汎用チェーンのスケールや遅延の限界を超えつつあることから、カスタムブロックチェーン需要は高まっているという。例として、Hyperliquidのカスタムチェーン設計や、2025年上期に60億ドルの取引高を処理した後にPolymarketがカスタムチェーンへ移行した事例を挙げた。

用語解説
  • レイヤー1: ネットワークの中核的な運用を担う基盤ブロックチェーン層。
  • アプリチェーン: 特定のアプリケーションまたは複数の用途向けに設計されたブロックチェーン。
  • 毎秒トランザクション数: ブロックチェーンが1秒間に処理できるトランザクション数を示す指標。