スペースX株、スターシップの不具合で売り拡大しIPO価格割れ

スペースX株、スターシップの不具合で売り拡大しIPO価格割れ

SPCXは公開価格の135ドルを下回って取引を終え、その後もエンジン問題に伴うスターシップ打ち上げ中止を受けて一段安となり、バリュエーションやロックアップ、事業執行を巡る懸念が強まった。

BTC

ファクトチェック
SPCXがIPO価格の135ドルを初めて下回ったとの中核的な主張は、2026年7月15日付のロイター記事で直接確認できる。同記事は、同株が132.5ドルとなり、IPO価格の135ドルを初めて下回ったと報じている。CNBCもIPO価格が135ドルで、6月12日に上場したことを裏付けており、Phemexの見出しも133.8ドルと135ドル割れで取引されたことを確認している。主張で示された日中の正確な水準134ドルは、ロイターの132.5ドルやPhemexの133.8ドルとわずかに異なるが、これは日中の変動を反映した可能性が高く、いずれの情報源も実質的な点では一致している。「上場から1カ月超後」との時期に関する記述も、おおむね正確である(6月12日から7月15日まで)。
要約

スペースX株は7月16日、終値が131.11ドルと3.08%安となり、IPO価格の135ドルを初めて下回った。上場後の急騰からの反落が深まった格好である。その後も下落は続き、金曜日にはエンジン問題でスターシップの打ち上げが中止されたことを受けて株価は4.6%下落した。バリュエーション見直し、今後のロックアップ解除、テクノロジー株全般の軟調地合いに加え、事業執行への懸念が改めて意識された。 反転の大きさは、6月12日のスペースX上場を踏まえると際立つ。同社は過去最大のIPOで860億ドルを調達し、初日は19%高の161ドルで取引を終えた。その後、株価は一時225ドルまで上昇したが、その高値からは40%超下落している。上場前に開示した18,712 BTCの保有額は現在価格で約11億9000万ドルに相当し、この点も仮想通貨投資家の注目を集めている。

用語解説
  • 破綻IPO: 新規上場した銘柄の株価が公開価格を下回る状態を指すウォール街の用語で、投資家心理の悪化を示すことが多い。
  • ロックアップ解除: IPO後に売却制限を受けていた初期投資家や内部関係者が株式を売却できるようになる日程を指す。
  • ビットコイン準備資産: 企業準備金の一部として貸借対照表上で保有されるビットコインを指す。