
今回の提携により、機関投資家はクラーケンでカストディされている未稼働のbitcoin、ether、stablecoinsから、顧客ごとに設計された保管庫を通じて利回りを得られるようになる。Upshiftはリスク許容度と流動性ニーズに基づき、DeFi(分散型金融)戦略に資産を配分する。
クラーケン・インスティテューショナルは、オンチェーン利回りプラットフォームのUpshiftと提携し、カストディされている未稼働のbitcoin、ether、stablecoinsから機関投資家が利回りを得られる仕組みを導入した。この提供では顧客ごとに専用の保管庫を構築し、資産をクラーケンの適格カストディの枠組みに置いたまま、Upshiftが顧客のリスク許容度と流動性ニーズに応じてDeFi(分散型金融)プロトコルへ配分する。 この仕組みは、クラーケンのカストディおよび口座インフラと、Upshiftの保管庫アーキテクチャーおよび戦略執行を組み合わせることで、安全なカストディとオンチェーン戦略への積極的な参加の間に長年存在してきたトレードオフの解消を狙うものだ。クラーケンが以前明らかにした内容によれば、このプログラムは30超のチェーンにまたがるDeFi(分散型金融)、CeFi、PayFi、現実資産戦略を支援可能で、保管庫のポジションは受領トークンとして顧客の分別管理されたカストディ口座に返還され、資産はプールも再担保化もされない。 クラーケンによれば、同社の適格カストディ基盤にはSOC 2 Type 2認証、ワイオミング州のSPDIライセンス、1億ドルの保険補償が含まれる。カストディはPayward FinancialまたはPayward Europe Solutionsが提供し、アイルランド中央銀行の下でMiCA認可を受け、英国ではFCA登録も完了している。今回の立ち上げは、コンプライアンス、分別管理、運用の簡便性を重視した仕組みを通じて利回りを伴う仮想通貨エクスポージャーを求める機関投資家の需要拡大を映す。一方でクラーケンは、利回りは変動し、スマートコントラクトのリスクは残ると注意を促している。