7月14日から15日にかけた議会証言で、ウォーシュ氏はミシェル・ボウマン副議長によるバンク・オブ・アメリカの夕食会出席や、FRBのブラックアウト期間の管理体制を巡る質問を受ける一方、CPI上昇率3.5%、目標超過が63カ月続いていること、さらにデジタル資産が流動性供給ファシリティーにもたらし得るリスクを強調した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長は、2026年7月14日と15日に就任後初の本格的な議会証言に臨み、インフレ対応がFRBの最優先課題であると強調した。6月の消費者物価指数(CPI)は前年比3.5%で、中央銀行の目標である2%を63カ月連続で上回っていると指摘した。一方で、6月17日または18日に連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表直後に開かれたバンク・オブ・アメリカの顧客向け夕食会に、金融監督担当のミシェル・ボウマン副議長が出席したことを巡り、エリザベス・ウォーレン上院議員から厳しい追及も受けた。2026年5月22日にジェローム・パウエル氏の後任として第17代FRB議長に就任したウォーシュ氏は、犯罪行為があったと考える理由はないと述べる一方、いかなる調査にも協力する考えを示した。ボウマン氏は適用される規則を順守し、金融政策には言及しなかったとしている。ウォーシュ氏はまた、デジタル資産がFRBの流動性供給ファシリティーに新たなリスクをもたらすと述べ、銀行の仮想通貨関連業務に対して慎重な姿勢を示したほか、インフレと生産性に関する新たなタスクフォースや銀行資本規制の簡素化も支持した。