
米連邦準備制度の地域調査によると、2026年5月下旬から7月上旬にかけて米経済は広範に拡大した。物価は全地区で上昇したが、インフレ率は前回期間と同水準かそれ以下で推移した。
米連邦準備制度の最新の地区連銀経済報告では、2026年5月下旬から7月上旬にかけて米国の経済活動がわずかに拡大し、12地区のうち11地区が拡大、1地区が横ばいだった。報告書によると、物価は12地区すべてで上昇し、9地区が緩やかな上昇、2地区が力強い上昇、1地区が小幅な上昇を報告したが、すべての地区でインフレ率は前回の報告期間と同水準かそれ以下だった。雇用の伸びにはばらつきがあり、賃金上昇は引き続き小幅から緩やかな範囲にとどまった。調査先は総じて経済の拡大継続を見込んだ一方、次回のFRB利上げ判断を前に、燃料費や先行きの物価見通しを巡る不確実性の高まりを複数地区が指摘した。