セラド、モン・ソルシエ実行可能性調査を延長し採掘計画とコストの見直しへ

ケベック州の鉄鉱石プロジェクトで2%のGMRロイヤルティを保有するChibougamauは、最適化作業にQ3/2026の掘削プログラム、尾鉱設計の見直し、精鉱品位の分析が含まれるとした。

要約

Cerrado Gold Inc.は、Chibougamau Independent Mines Inc.が2%のGMRロイヤルティを保有するケベック州シブーガモー地域の高品位鉄鉱床モン・ソルシエに関する融資可能性調査(BFS)の完了時期を延長した。見直しの目的は、BFSの過程で特定され、プロジェクト価値を大幅に高める可能性があるとCerradoがみる最適化策とトレードオフ機会を反映させることにある。 作業は、剥土比の引き下げに向けた採掘計画の強化、尾鉱ダム建設、地域インフレを踏まえた設備投資額と操業コストの見直しに重点を置く。Cerradoはまた、現在計画している67%品位の鉄精鉱ではなく、65%品位の鉄精鉱を生産する方が価格とプロジェクトコストの均衡を取りやすいかどうかも検討する。 追加資源の格上げと採掘計画の精緻化に向け、小規模な掘削プログラムをQ3/2026に予定している。Cerradoによると、これまでに確認された最大の機会は全体的な採掘計画にあり、計画ピット東側の区域で現在は推定資源に分類される一部を計測資源へ転換することが含まれる。この鉱石はより浅部に存在すると見込まれ、鉱山寿命全体を通じて剥土費用と尾鉱管理コストの削減につながる可能性がある。 同社は、インフレが現在の設備投資額と操業コストの見積もりに大きな影響を及ぼしているとした。このため、鉱山寿命全体にわたる尾鉱ダム建設やその他インフラについて、プロジェクト規模と必要建設資材の削減に向けた最適化作業を進める。製品構成については、67%鉄精鉱が65%鉄精鉱に対して持つプレミアムが、追加の設備投資と操業コストを正当化するには十分でない可能性があるとした。65%品は61-62%鉄精鉱指数に対してなお20%のプレミアムで取引される一方、67%精鉱は精鉱の特性次第ではあるが、65%指数に対して1トン当たり約20ドルのプレミアムを得ているという。 Cerradoは、掘削プログラム完了まで融資可能性調査の最終完了時期を明示していない。最適化作業とトレードオフの検討は、Q2/2027の提出が見込まれる環境・社会影響評価(ESIA)のスケジュールに重大な影響を与えない見通しである。Cerradoは、許認可が2028年末ごろに下りる可能性があり、その場合はQ1/2029に建設開始が可能になるとみている。

用語解説
  • 融資可能性調査: 鉱山が資金調達と開発に耐え得るかを評価するために用いられる詳細なプロジェクト調査。
  • 剥土比: 採掘される鉱石量に対して除去しなければならない廃石・表土の量。
  • 環境・社会影響評価(ESIA): 許認可に先立ち、プロジェクトの環境面および地域社会への影響を評価する審査プロセス。