ユナイテッド航空、第2四半期の調整後EPSは1.99ドルと発表、運賃上昇でも需要への打撃はほぼなし

ユナイテッド航空、第2四半期の調整後EPSは1.99ドルと発表、運賃上昇でも需要への打撃はほぼなし

同社は、堅調な旅行需要と価格決定力により、今年の追加燃料費約60億ドルの相殺が可能との見方を示した。一方で、第3四半期の利益見通しはウォール街予想を下回った。

ファクトチェック
ユナイテッド航空の公式決算発表を含む3つの情報源は、この主張の全要素をいずれも裏付けている。PR Newswireのリリースでは、第2四半期の希薄化後EPSが2.46ドルであること、2026年通期の調整後EPS見通しを9.00〜11.00ドルに引き上げたことに加え、旺盛な需要と運賃上昇が約60億ドルの燃料費増加を相殺したことが確認できる。ロイターとCNBCは、ユナイテッド航空が2026年の利益についてレンジ上限を見込んでいること、また第3四半期見通し(調整後EPSは2.50〜3.50ドル)がアナリスト予想の3.60ドルを下回ったことを確認している。
要約

ユナイテッド航空は、第2四半期の売上高177億ドル、調整後1株利益(EPS)1.99ドルを報告し、運賃上昇による旅行需要への影響は極めて限定的、もしくはほぼないとした。同社は、価格上昇効果の強まりによって今年の追加燃料費約60億ドルを吸収できるとの見方を示し、2026年の調整後EPS見通しについても、従来の9〜11ドルのレンジ上限を見込むとの見通しを改めて示した。ユナイテッドが第3四半期の調整後EPSを2.50〜3.50ドルと予想し、LSEG集計のアナリスト予想3.60ドルを下回ったことを受け、株価は時間外取引で5%下落した。最高経営責任者(CEO)のスコット・カービー氏は、イールドは妥当なコロナ前水準に向けて引き続き上昇していくはずだと述べた。

用語解説
  • 調整後1株利益: 基礎的な事業の業績を示すため、特定項目を除外して算出した1株当たり利益の指標。
  • イールド: 航空会社が飛行1マイルごとに旅客から得る平均収入。
  • 有効座席マイル当たり総収入: 提供した1座席マイル当たりで生み出した収入を測る航空業界の指標で、価格決定力の把握によく用いられる。