米上場レバレッジETFが700本で過去最高、設定加速

米上場レバレッジETFが700本で過去最高、設定加速

米ETF市場全体でも6月の新規設定本数が242本と月間最多を記録し、コーギが平均資産残高が業界平均を大きく下回る中で設定を主導した。

ファクトチェック
主張の中核となる数値は、MarketWatchおよびMorningstar(2026年7月10日)によって裏付けられている。両社は、米国のレバレッジ型・インバース型ETFの総数が現在700本近くに達し、そのうち400本超がレバレッジをかけた単一株ETFであると独自に報じている。また、設定本数の加速を示す証拠もあり、2026年上期の米国ETF新規設定の31%を占め、6月だけで117本が設定された。国際通貨基金(IMF)のGFSRも、より広範な急成長トレンドを裏付けている。2024年末の2倍超となった点や、年初来の設定本数が約210本で2025年通年の約205本を上回った点は、元のKobeissi Letterの投稿で示されているが、取得した報道では独立した確認はできなかった。ただし、これらは確認されている設定加速の傾向とは整合的である。見出しの主張である、過去最高となる約700本のレバレッジ型ETFと400本超の単一株ファンドという点は、十分に裏付けられている。
要約

米上場のレバレッジETFは700本と過去最高に達し、2024年末時点の2倍超となった。このうち400本超は単一銘柄に連動している。Kobeissi Letterによると、2026年上半期の米ETF新規設定全体に占めるレバレッジ型・インバース型ETFの比率は31%と、2025年通年の22%から上昇した。6月だけでもこうしたファンドは117本が設定された。 ETF市場全体でも拡大が加速している。ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏はXで、6月に米国で242本のETFが設定され、月間最多を記録したと述べた。2026年上半期の設定本数は730本に達しており、このペースが続けば通年では1,450本超となる計算である。コーギは6月に100本超のETFを設定し、さらに約350本を登録済みだという。一方、同社のETFの平均資産残高は約400万ドルで、業界平均の約30億ドルを大きく下回る。

用語解説
  • レバレッジETF: 原資産や指数の日次パフォーマンスを増幅するよう設計された上場投資信託。
  • インバースETF: 連動対象となる資産や指数が下落した際に上昇するよう設計されたファンド。
  • 単一銘柄ETF: 1社の株式の値動きに連動する上場投資信託。