CsquareがIPO価格を1株21ドルに決定、10億5000万ドルを調達

Csquareは7月16日にNYSEへCSQRとして上場し、初値終値は公募価格をわずかに下回った。AI関連データセンターへの強い関心がある一方、新規上場銘柄への需要が慎重であることを映した。

要約

ブルックフィールドが支援するデータセンター運営会社Csquareは、新規株式公開の価格を1株21ドルとし、想定レンジの23〜27ドルを下回った。7月16日のニューヨーク証券取引所でのデビューでは株価が0.5%下落し、時価総額は32億4000万ドルとなった。ダラスに本拠を置く同社は5000万株を売り出して10億5000万ドルを調達し、引受会社には最大750万株を追加取得できる30日間のオプションも付与した。株式はティッカーシンボル「CSQR」で20.90ドルで取引を開始し、AI主導で拡大するデータセンター需要に関連する分野であっても、投資家が新規上場案件に慎重姿勢を示していることがうかがえた。2019年設立のCsquareは北米と欧州でデータセンターを保有・運営し、企業顧客やクラウド事業者、通信会社向けにスペース、電力、接続サービスを提供している。同社は調達した手取り金を、未払い債務の一部返済と募集に伴う手数料・費用の支払いに充てる計画であるとしている。

用語解説
  • IPO: 株式を一般投資家に公開する新規株式公開。
  • colocation: 顧客の機器向けにスペース、電力、関連インフラを提供するデータセンターサービス。
  • interconnection services: データセンター内外で顧客をネットワーク、クラウド基盤、その他の相手先と接続するサービス。