モンタージュ・テクノロジー株が急落、ソウル地検が韓国事務所を家宅捜索

モンタージュ・テクノロジー株が急落、ソウル地検が韓国事務所を家宅捜索

7月15日のモンタージュ、ルネサス、ランバスへの家宅捜索は、メモリーインターフェースチップの価格カルテル疑惑を巡る韓国の独禁法調査の一環である。モンタージュは捜査に協力しており、3億元〜6億元の自社株買いも提案したと明らかにした。

ファクトチェック
ソウル経済新聞の一次報道により、2026年7月15日に公正取引法違反の疑いで、メモリーインターフェースチップの価格カルテルを巡りモンタージュ・テクノロジー、ルネサス、ラムバスの韓国オフィスに対する家宅捜索が実施されたことが確認された。CryptoBriefingも、家宅捜索、独占禁止法上の価格カルテル事案である点、モンタージュの協力表明、さらに見出しの「株価急落」と整合する株価下落を裏付けている。Moomooは、3億-6億元の自社株買い提案を確認している。3社、7月15日の日付、価格カルテルを巡る独禁法調査、協力、自社株買いの3億-6億元という各具体的要素は、いずれも独立した裏付けがある。
要約

モンタージュ・テクノロジー株は、ソウル中央地検が7月15日に韓国事務所を家宅捜索し、メモリーインターフェースチップの価格操作疑惑に絡む初期段階の独禁法調査で証拠を収集したと同社が明らかにしたことを受け、大幅に下落した。韓国当局は同日、日本のルネサスエレクトロニクスと米ランバスの現地事務所も捜索しており、サムスン電子、SKハイニックス、マイクロンなど主要顧客に影響を及ぼし得る形で、各社が価格協調や情報交換を行ったかを検察が調べている。メモリーインターフェースチップ市場で最大シェアを持つとされるモンタージュは、捜査に全面的に協力しており、会社や取締役、従業員のいずれも起訴されていないと説明。事業運営は通常通り続いている一方、調査はなお初期段階にあり、期間や結論は不透明だと警告した。株価は18%超下落し、家宅捜索の報道後の下げ幅は約20%〜23%に達したとの報道もある。別の発表では、企業価値と投資家利益を支えるため、自己資金を使って3カ月以内に3億元〜6億元のA株を買い戻す計画を示した。今回の新たな調査は、同様の価格カルテル懸念を巡って2026年1月に始まったと報じられた米司法省反トラスト局の調査に続くもので、主要な半導体法域で並行執行が進む可能性が浮上している。

用語解説
  • 独禁法調査: 企業が市場競争を不当に制限する行為に関与したかを調べる競争法上の調査
  • メモリーインターフェースチップ: メモリーモジュールがコンピューターシステムの他の部分と通信することを可能にする半導体部品
  • 自社株買い: 企業が自社株を買い戻すこと。株価の下支えや資本還元のために行われることが多い