ピュブリシス、Q2純収益4.8%増で2026年の既存事業成長見通し引き上げ

広告グループは、上期のヘッドライン営業利益率が過去最高の17.5%に達したと発表し、力強い新規受注の勢いが下期にも続くことで、フリーキャッシュフローは約22億ユーロに達する見通しを示した。

要約

ピュブリシス・グループは、第2四半期の純収益が37億6900万ユーロ、既存事業ベースの純収益成長率が+4.8%となり、第1四半期の+4.5%を上回ったことを受け、2026年の純収益の既存事業成長率見通しを従来の+4%〜+5%から+4.5%〜+5%へ引き上げた。主要地域はいずれも堅調に推移し、最大市場の米国と欧州は同四半期にそれぞれ+5.5%、+5.0%の既存事業成長を記録した。上期の純収益は72億2900万ユーロで、既存事業ベースで+4.7%増加した一方、ヘッドライン営業利益率はLiveRamp取引費用控除前で過去最高の17.5%となり、前年同期比17ベーシスポイント上昇した。ピュブリシスは、2025年通期の18.2%に対して2026年の営業利益率がわずかに改善するとの見通しを確認し、運転資本所要額の変動前ベースのフリーキャッシュフローは、EUR=1.155 USDを前提に約22億ユーロになると予想している。アーサー・サドゥーン会長兼CEOは、同社が競合との差を広げ続けるとともに、人材、能力、AIへの投資を進め、力強い新規受注の恩恵を受けていると述べた。また、Adge.AI、160over90、買収で合意したLiveRampを含む案件を、接続性の高いエージェンティック主導の能力を構築する戦略の一環と位置付けた。

用語解説
  • 既存事業成長: 為替や案件要因を除いた成長
  • ヘッドライン営業利益率: LiveRamp案件費用を除いた営業利益率
  • フリーキャッシュフロー: 事業運営と投資の必要額控除後に生み出される現金