Cascade XYZ、USDC絡みのCLS保管庫侵害で134万ドル流出

Cascade XYZ、USDC絡みのCLS保管庫侵害で134万ドル流出

PeckShieldは、盗まれたユーザー資金がDAIへの変換後にアービトラムからソラナ、さらにイーサリアムへ移された経路を追跡した。今回の攻撃は、Cascadeの招待制「First Wave」キャンペーンで事前配分されていた預かり資産を直撃しており、相次ぐDeFi(分散型金融)攻撃の流れの中で発生した。

ETH
SOL
USDC

要約

Cascade XYZは、セキュリティ上の脆弱性によりCLS保管庫から約134万ドル相当のUSDCが流出し、プラットフォームの招待制「First Wave」キャンペーンに関連するユーザー資金が被害を受けたと明らかにした。PeckShieldによると、盗まれた資産はDAIに交換された後、Relay Protocolを通じてアービトラムからソラナを経由し、再びイーサリアムへ移された。こうした経路は追跡や凍結を困難にする可能性がある。Cascadeは調査のため取引と出金を停止し、SEAL 911など外部のセキュリティチームを起用したと説明した。今回の侵害は、FCOWやDefiTunaへの攻撃も含む一連のDeFi(分散型金融)インシデントの最中に発生した。DeFiLlamaのデータによれば、2026年7月時点の業界全体の損失は10億ドルで、2025年の同時期に盗まれた21億3500万ドルを下回っている。

用語解説
  • CLS保管庫: 市場の流動性と清算を支えることを目的とした、ユーザーのUSDC預け入れ資産を保有するCascade固有の流動性戦略保管庫。
  • Relay Protocol: ブロックチェーン間で資産を移動するために用いられるクロスチェーンプロトコル。
  • DeFi(分散型金融): ブロックチェーン上で展開される分散型金融アプリケーション。