e&は、Vodafone株39億4000万株の譲渡を完了し、総額215億AEDの売却代金を受け取った。さらに7月30日には2026年度期末配当が支払われる予定である。
e&は、保有するVodafone普通株3,944,743,685株の全てをBNPP Financial Markets、Crédit Agricole Corporate and Investment Bank、Société Généraleに譲渡し、1株当たりおよそ110.5ペンスで総額215億AED、約58.4億ドルの現金収入を得たと発表した。これに加え、Vodafoneの2026年度期末配当に連動する1株当たり2.02ペンスに相当する4億AED、約1.1億ドルが7月30日に支払われる予定で、取引総額は219億AED、約59.5億ドルとなり、e&の純現金収益は48億AED、13億ドルとなる。 今回の譲渡は、Niel家一族グループが完全保有する買収ビークルのVegaと7月10日に締結した拘束力ある契約を受けて進められていた売却手続きの完了を意味する。これまでの開示によれば、Vegaの取引相手銀行はヘッジ目的で用いる金融商品を通じ、Vodafoneの株式資本の16.21%、議決権の17.13%に当たるe&保有分を取得する。Vegaはさらに、Vodafoneの議決権2.74%に連動する別の金融商品も締結した。通常の規制当局承認とこれら金融商品の現物決済を前提に、Vegaは年末までにVodafoneの株式資本の約18.80%、議決権の19.87%に相当する株式の権利を取得する可能性があるとしていた。 VegaはVodafoneへの投資を長期的かつ戦略的な少数株主持分と位置付け、Vodafoneに対する買収提案を行う意向はないと改めて表明した。これにより、先の声明で示した留保条件を前提に、英国の企業買収・合併規則であるCity Code on Takeovers and MergersのRule 2.8の適用を受ける。e&は今回の売却について、投資価値を実現しつつ中核事業への集中を一段と進める動きだと説明した。