Cordex、アルゼンチン・香港・シンガポールでFarmaMondoにZemcelproの販売権付与

今回の契約は、欧州委員会が特定の成人血液がんを対象に条件付き承認を付与した後、UM171細胞療法の早期アクセスプログラムを後押しするものである。

要約

Cordexは、UM171細胞療法としても知られるZemcelpro(dorocubicel)について、アルゼンチン、香港、シンガポールにおける販売権をFarmaMondoに付与する契約を締結した。この取り決めは、これらの市場での早期アクセスプログラムを支援し、適用可能な早期アクセス制度を通じて適格患者への治療提供を拡大することを目的としている。 Zemcelproは、同一の臍帯血ユニットから採取した2つの細胞成分、すなわちUM171で増幅したCD34+細胞と非増幅のCD34-細胞から製造される、個別化された凍結保存造血幹細胞移植製品である。欧州連合では、適合ドナーが得られない場合に、骨髄破壊的前処置後の同種造血幹細胞移植を必要とする悪性血液疾患の成人患者を対象としている。 Cordexの親会社であるExCellTheraは、この契約がZemcelproへの世界的なアクセス拡大を目指すCordexの戦略における新たな一歩だと述べた。同製品は最近、欧州委員会から条件付き販売承認を取得しており、米国、カナダ、英国、スイスでも追加の規制申請を予定している。 この治療法は、米国、欧州、カナダで実施された臨床試験で、血液腫瘍患者120人超を対象に評価されてきた。FDA(米食品医薬品局)からオーファンドラッグ指定およびRMAT(再生医療先進治療)指定を受けているほか、EMA(欧州医薬品庁)からオーファンドラッグ指定、ATMP(先進治療医薬品)分類、PRIME(優先医薬品)指定を受けている。

用語解説
  • 同種造血幹細胞移植: ドナーの細胞を用いる幹細胞移植
  • 骨髄破壊的前処置: 骨髄細胞を破壊するための強力な治療
  • RMAT: 有望な再生医療に対するFDAの指定