
市場とエコノミスト調査は、6月の25ベーシスポイント利上げ後、欧州中央銀行の預金金利2.25%が7月は据え置かれることを示している。一方で、エネルギー価格圧力の再燃により、9月に2.5%へ引き上げる可能性も視野に入っている。
欧州中央銀行は、6月の25ベーシスポイント利上げを受けた後、7月23日に預金金利を2.25%で据え置くとの見方が広がっている。ロイターとブルームバーグの調査では、多くのエコノミストが年内にもう1回の利上げをなお見込んでおり、時期は9月が最有力で、その場合、金利は2.5%に引き上げられる。当局者やアナリストは、米国とイランの対立再燃によって原油価格が上昇し、成長が弱い中でもインフレ見通しを複雑にしているため、今後の道筋は不透明だと指摘している。欧州中央銀行のクリスティーヌ・ラガルド総裁は7月1日、インフレと成長のリスクはより均衡してきたと述べたが、エコノミストは9月の判断はエネルギー主導の物価圧力が持続するか、それとも薄れるかに左右されるとみている。