新たな2,000平方メートルの拠点により、欧州市場を狙うバイオ医薬品顧客向けに商業出荷試験とGMP準拠の安定性試験を追加する。
MilliporeSigmaは、独ダルムシュタットにあるMerck KGaA, Darmstadt, Germanyのグローバル本社内に2500万ユーロの新たなBioReliance試験施設を開設し、欧州で事業を展開するバイオ医薬品企業向けに、商業用の原薬・製剤の出荷試験および安定性試験を拡充した。2,000平方メートルの同施設は、欧州域内で求められる試験要件に対応する設計で、モノクローナル抗体と細胞治療向けにGMP(製造品質基準)準拠の安定性試験を提供する。同社によると、ドイツ、フランス、スペイン、オランダ、ベルギー、イタリアの主要な臨床試験ハブに近い立地を生かし、開発・品質・規制対応の複雑化に直面する顧客が治療法の商業化を進めるのを支援する狙いである。この施設はグローバルなBioRelianceネットワークの一部となり、同社によれば、一貫した品質基準と75年超にわたるバイオセーフティーおよび分析試験の知見に支えられている。今回の開設は、2024年に米メリーランド州ロックビルで開設した2億9000万ユーロのバイオセーフティー試験施設、2200万ユーロを投じてグラスゴーおよびスターリング拠点のバイオセーフティー試験能力を40%引き上げた拡張、さらに2015年以降にダルムシュタットへ実施した約25億ユーロの投資に続くものだ。