DeepSeekの評価額、資金調達後に約3510億元へ上昇

DeepSeekの評価額、資金調達後に約3510億元へ上昇

安徽コルランと九安医療の届け出により、DeepSeekにとって初の外部資金調達の価格を示す稀な証拠が明らかになった。ロイターは同社が約500億元を調達し、その後に追加ラウンドと科創板上場が続く可能性があると報じていた。

ファクトチェック
中国の独立系金融メディア3社(PANewsは財聯社を引用、Odailyは上海証券報を引用、BlockBeats)はいずれも、DeepSeekの資金調達後の評価額が約3510億元(3510億人民元)であると報じており、その根拠はすべて2026年7月16日に上場企業の開潤股份(Kairun Co./KaiRun)が開示した企業情報にさかのぼる。各報道は併せて、第2回の資金調達ラウンドが開始されたこと、年末の科創板上場については依然として未定であることも確認している。独自の検索結果でも、DeepSeekの資金調達に関連する約3510億元(約450億ドル)の評価額が裏付けられている。一次情報である企業開示と複数のメディア報道が一致していることから、この主張は真実である可能性が極めて高い。
要約

安徽コルランと九安医療が開示したファンド投資を踏まえると、DeepSeekの示唆的評価額は約3508.8億元となり、中国のAIスタートアップによる初の外部資金調達を巡る稀な公開情報となった。ロイターはこれまで、杭州を拠点とする同社がテンセントやCATLを含む投資家から、投資後評価額3500億元〜4000億元で約500億元を調達する見通しだと報じていた。今回の新たな報道では、このラウンドで74億ドル超、約500億元を調達したとされ、テンセントが約100億元、CATLが約50億元、創業者の梁文鋒氏が約200億元を拠出したという。資金調達は5年間のロックアップ期間と限定的な議決権を伴うリミテッド・パートナーシップを通じて組成されたとされる。DeepSeekは追加ラウンドを協議しているほか、上海・科創板での新規株式公開の可能性に向けた準備も進めていると伝えられている。

用語解説
  • 示唆的評価額: 取引で支払われた持ち分価格から推計される企業評価額。
  • 科創板: 科学技術企業向けの上海のハイテク株式市場。
  • ロックアップ期間: 投資家が保有資産を売却できない一定期間。