
第3四半期の弱い見通しと視聴エンゲージメント開示の縮小が決算後の株価の重しとなる一方、過去最大の自社株買い、広告成長、AI関連の効率化、証券会社による目標株価引き下げが短期見通しの強弱入り交じる状況を示した。
ネットフリックスの第2四半期売上高は125億6000万ドルとなり、前年同期比13%増だったが、アナリスト予想をやや下回った。第3四半期売上高見通しは128億6000万ドルとし、ウォール街予想のおよそ130億ドルを下回った。通期売上高見通しは510億ドル〜514億ドルに更新し、営業利益率31.5%目標を据え置いた。過去最大となる約47億ドルの四半期自社株買いを実施したほか、視聴時間の開示頻度を減らす方針も示した。決算発表後の時間外取引で株価は約8%〜9%下落し、複数の証券会社がその後目標株価を引き下げた。広告事業、低い解約率、AI主導の制作コスト削減への楽観は続くものの、短期的にはより慎重な見方が広がった。