Corbits、機密性の高い企業向けエージェントワークフロー向けにNEAR AIのプライベート推論を統合

CorbitsとNEAR AIは、IronClawと来歴管理ツールを組み合わせた連携を拡大し、チームがエージェントの推論がどこで実行されたか、どのようなアクションが取られたか、どの制御が適用されたかを検証できるようにする。

NEAR

要約

CorbitsとNEAR AIは、プライベート推論、安全なエージェント実行時制御、ワークフローの来歴記録を組み合わせ、企業チーム向けに、より高いプライバシーと検証可能性を備えたAIエージェントのワークフロー構築を進めている。この連携では、NEAR AIのプライベート推論技術、オープンソースの安全なエージェント実行環境であるIronClaw、Corbitsの共有ワークフローツールを統合し、ユーザーがAI推論の実行場所、エージェントの動作内容、行動を管理したセキュリティ制御を検証できるようにする。NEAR AIによると、対応モデルはTrusted Execution Environments内で稼働する。これは処理中のコードとデータを保護するために設計されたハードウェア分離領域であり、推論がどのように処理されたかの証拠を示すことを目的に、証明レポートと暗号署名を提供する。IronClawは、WebAssemblyサンドボックス、ケイパビリティベースの権限、エンドポイントの許可リスト、保護された認証情報の注入を追加し、エージェントや接続されたツールがアクセスできる範囲を制限する。今回の更新は、Corbitsが7月15日に発表した、企業向けエージェントワークフロー向けNEAR AIプライベート推論インフラの統合を基盤とするものである。

用語解説
  • Trusted Execution Environments: 計算の実行中にコードとデータを保護するために設計された、ハードウェアで分離された実行環境。
  • WebAssembly sandboxes: ソフトウェアコンポーネントの実行方法やシステムとの相互作用を制限するために用いられる、分離された実行環境。
  • capability-based permissions: 承認された操作に必要な、限定的かつ特定の権限のみをソフトウェアに付与するセキュリティモデル。