H.I.G. Capital、独住宅プラットフォーム「Highground」を10億ユーロ規模で始動

ベルリンに拠点を置く同社は、統合した地域保有資産とライプツィヒ、ドレスデンの新たな4億5000万ユーロの住宅ポートフォリオを基盤に事業を開始し、供給制約のあるドイツの住宅市場を狙う。

要約

H.I.G. Capitalは、同社の関連会社の1社が、ベルリンに本社を置く新設のドイツ住宅プラットフォーム「Highground Living」を10億ユーロ規模で立ち上げたと発表した。今回の立ち上げでは、ベルリン地域におけるH.I.G.の既存投資・運営事業を、ライプツィヒとドレスデンにある4億5000万ユーロの住宅ポートフォリオへの新規投資と統合する。同社によると、このプラットフォームは機関投資家による保有と地域に根差した運営ノウハウを組み合わせ、資産パフォーマンスの改善と、ドイツで最も強い都市市場と位置付ける地域での住宅供給に重点を置く設計である。H.I.G.は、ドイツの構造的な住宅不足、底堅い需要、新規供給の限界を追い風に、Highgroundが時間をかけてポートフォリオと運営基盤を拡大していく方針だとした。ロンドンを拠点とするH.I.G. Realty Europeのマネージング・ディレクター兼責任者であるRiccardo Dallolio氏は、今回の立ち上げを同社の欧州住宅戦略における重要な節目と位置付けた。一方、H.I.G. Realty Europeのマネージング・ディレクターであるStelios Theodosiou氏は、同プラットフォームは積極的な資産運用と規律あるポートフォリオ拡大を通じて長期的価値を創出できる体制にあると述べた。

用語解説
  • 資産運用: 不動産のパフォーマンスと価値を高めるために管理・監督すること
  • マネジメント・バイアウト: 経営陣が事業を買収する形態の買収
  • ユニトランシェ: シニア債務とジュニア債務を組み合わせた単一ローン