
CFTC(商品先物取引委員会)は、カルシが報告上の利益の大半を凍結した後、テレプロンプター担当者ガブリエル・ペレスがトランプ大統領の演説内容を事前に把握し、その知識を利用してカルシの言及市場のイベント契約で利益を得たかどうかを調べている。
連邦当局は、トランプ大統領のテレプロンプター担当者ガブリエル・ペレスが、トランプ大統領の演説への早期アクセスを利用し、特定の単語や話題に言及するかどうかに連動するカルシのイベント契約を取引したかどうかを調査している。ABCニュースによると、ペレスは12回を超える大統領関連の登壇機会にわたり、3カ月で9万ドル超を稼いだ疑いがある。対象には、12月のゴールデンタイム演説、1月のダボスでの世界経済フォーラムでの演説、3月の名誉勲章授与式での発言が含まれる。カルシはこの活動を不審として警戒し、報告された利益の大半を凍結したうえで、案件をCFTC(商品先物取引委員会)に付託したとした。連邦検察は刑事捜査の開始を見送った一方、CFTC(商品先物取引委員会)は、規制下の予測市場でペレスが非公開情報を使ったかどうかを調べている。ホワイトハウスの報道官キャロライン・レビット氏は、ペレスを有給の職務停止処分としたと明らかにし、トランプ大統領はこの問題を「極めて遺憾」で「恥ずべきこと」だと述べたとした。この一件は、市場を動かし得る政治的コミュニケーションの価値が高まるなか、政治予測市場への監視を一段と強める材料となっている。これには、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが、Truth Socialへの投稿を金融機関やその他の契約者にリアルタイム配信する新サービス「Truth API (Application Programming Interface)」を始めたことも含まれる。