カルシがトランプ大統領関連取引を警戒、テレプロンプター担当者に連邦調査

カルシがトランプ大統領関連取引を警戒、テレプロンプター担当者に連邦調査

CFTC(商品先物取引委員会)は、カルシが報告上の利益の大半を凍結した後、テレプロンプター担当者ガブリエル・ペレスがトランプ大統領の演説内容を事前に把握し、その知識を利用してカルシの言及市場のイベント契約で利益を得たかどうかを調べている。

ファクトチェック
信頼できる独立した2つの報道機関であるCNBCとABCニュースが、中核となる主張を裏付けている。Kalshiの監視部門および社内取引調査は、トランプ大統領の発言に関連する「Mentions」市場で不審な取引を特定し、これをCFTC(商品先物取引委員会)に照会した。テレプロンプター担当者のガブリエル・ペレスは現在、連邦当局の捜査対象となっている。CNBCは、Kalshiの執行責任者がCFTC(商品先物取引委員会)への照会を確認し、賭けがトランプ大統領の発言に関連していたと明確に報じており、この主張と正確に一致する。ABCニュースも、Kalshiが当該取引をCFTC(商品先物取引委員会)に報告したと独自に確認している。いずれも日付は2026年7月16日で、出来事の時期とも一致する。
    参考12
要約

連邦当局は、トランプ大統領のテレプロンプター担当者ガブリエル・ペレスが、トランプ大統領の演説への早期アクセスを利用し、特定の単語や話題に言及するかどうかに連動するカルシのイベント契約を取引したかどうかを調査している。ABCニュースによると、ペレスは12回を超える大統領関連の登壇機会にわたり、3カ月で9万ドル超を稼いだ疑いがある。対象には、12月のゴールデンタイム演説、1月のダボスでの世界経済フォーラムでの演説、3月の名誉勲章授与式での発言が含まれる。カルシはこの活動を不審として警戒し、報告された利益の大半を凍結したうえで、案件をCFTC(商品先物取引委員会)に付託したとした。連邦検察は刑事捜査の開始を見送った一方、CFTC(商品先物取引委員会)は、規制下の予測市場でペレスが非公開情報を使ったかどうかを調べている。ホワイトハウスの報道官キャロライン・レビット氏は、ペレスを有給の職務停止処分としたと明らかにし、トランプ大統領はこの問題を「極めて遺憾」で「恥ずべきこと」だと述べたとした。この一件は、市場を動かし得る政治的コミュニケーションの価値が高まるなか、政治予測市場への監視を一段と強める材料となっている。これには、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループが、Truth Socialへの投稿を金融機関やその他の契約者にリアルタイム配信する新サービス「Truth API (Application Programming Interface)」を始めたことも含まれる。

用語解説
  • 言及市場のイベント契約: 演説や登壇の中で、特定の単語、語句、または話題に言及されたかどうかに基づいて支払いが決まる契約。
  • 予測市場: 将来の出来事の結果に連動する契約を参加者が売買する取引市場。
  • Truth API (Application Programming Interface): トランプ・メディアが提供する認可データサービスで、Truth Socialの投稿を有料契約者にリアルタイム配信する。