コインベースとRipple Payments EuropeはルクセンブルクでMiCA関連の認可を取得し、EUおよびEEA全域でのパスポート権を拡大した。一方で規制当局は、期限後の移行がマネーロンダリング防止体制に負荷をかける可能性があると警告している。
コインベースとRipple Payments Europeは、EUの暗号資産市場規則(MiCA)の下でルクセンブルク当局の認可を取得し、7月1日の期限後に無認可プラットフォームの一部が撤退する中、欧州全域の顧客向けサービス提供能力を強化した。コインベースはルクセンブルクの金融監督委員会(CSSF)からライセンスを取得し、Ripple Payments Europeは6月23日に暗号資産サービスプロバイダーとしての予備承認、7月6日にCSSFの正式認可を得た。リップルは既存の電子マネー機関(EMI)ライセンスと合わせ、欧州経済領域全体で規制下の交換、決済、カストディ、ステーブルコインサービスを提供できる体制を整えた。今回の動きは、MiCA移行に伴う市場退出や新規顧客受け入れがマネーロンダリング防止体制を試す可能性があるとEU規制当局が警告する中で起きた。