サロニックは、テキサス州ブラウンズビルに次世代造船所「ポート・アルファ」を整備すると発表した。2028年の稼働開始を見込み、米国の造船能力と自律型船舶の生産拡大を進める。
サロニックは、テキサス州ブラウンズビルを次世代造船所「ポート・アルファ」の建設地に選定したと発表した。計画投資額は30億ドル超で、直接雇用は最大1万人に上る見通しである。同社は、2026年に着工し、2028年の稼働開始を見込んでいるとし、米国の造船能力と自律型海洋製造の拡大を進めるとしている。 この計画は、サロニック・テクノロジーズのブラウンズビル投資額を32億ドルとし、市の歴史上最大級の経済開発案件の一つと位置づけたこれまでの地元推計を踏まえるものでもある。最新の発表でサロニックは、ポート・アルファがキャメロン郡に1600億ドル超、テキサス州全体に2645億ドルの地域経済効果をもたらすとの見通しを示した。敷地はまずブラウンズビル港の835エーカーで始動し、最終的には約4,400エーカーまで拡張可能としている。最大850フィート級の船舶を建造でき、将来的な拡張では1,200フィート超の船舶にも対応する見込みである。 サロニックによると、ブラウンズビルは米東海岸、西海岸、メキシコ湾岸を対象とした1年超の選定作業を経て選ばれた。評価項目には、人材供給力、インフラ、物流、拡張余地が含まれた。ポート・アルファはソフトウェア定義型造船と自律型海洋システムに重点を置く。一方、ルイジアナ州フランクリンの既存造船所では、2025年初頭に発表した3億ドルの拡張を経て、全長180フィートの自律型船舶「Marauder」の生産を継続している。