Hyperliquid、世界の無期限建玉の9.4%に到達

Hyperliquidは2026年最高の110.7億ドルの建玉を記録し、HIP-3の実物資産(RWA)活動を拡大した。一方、HYPEはSEC(証券取引委員会)への規制対応の働きかけにもかかわらず、過去1週間で11.7%下落した。

HYPE

要約

Hyperliquidは、ネイティブトークンHYPEが下押し圧力を受ける中でも、仮想通貨デリバティブ分野での地位を一段と深めている。HYPEは土曜日時点で約59.16ドルで取引され、24時間で2.4%、過去1週間で11.7%下落した。時価総額は149.6億ドルで、6月中旬に付けた過去最高値の76.85ドル近辺をなお大きく下回っている。 同プラットフォームの建玉は7月13日に2026年最高の110.7億ドルを記録した。これに先立ち、建玉ベースで世界の無期限先物市場におけるシェアは過去最高の9.4%に達していた。成長の主因は、トークン化された株式や商品に連動するHIP-3市場で、実物資産(RWA)取引が過去最高を更新する中、約36.9億ドルを寄与した。建玉は週間で9.71%増加し、30日間の取引額は2882.94億ドルに達した。未決済ポジション数も7月6日に305,508件と過去最高を記録した。 Hyperliquidは7月14日、政策協議にも踏み込んだ。Hyperliquid Policy Center、Highland Labs、XYZ Ltd.、Sullivan & Cromwellの代表者が、米SEC(証券取引委員会)のCrypto Task Forceと会合を開き、米国におけるデジタル資産の規制アプローチを協議した。記録的なデリバティブ活動、拡大する実物資産(RWA)市場、規制当局との対話にもかかわらず、HYPEの価格は当面の強さにつながっておらず、より広範な市場環境が引き続きトークンの重荷となっていることを示している。

用語解説
  • 建玉: 未決済のまま残っているデリバティブポジションの総額または総数。
  • HIP-3: 新たな無期限先物市場を立ち上げるための、Hyperliquidのパーミッションレスな枠組み。
  • 実物資産: 株式や商品などの伝統的資産をトークン化して表したもの。