香港のレバレッジ型半導体商品が急落、崔氏はAIメモリー需要でSKハイニックスを擁護

香港のレバレッジ型半導体商品が急落、崔氏はAIメモリー需要でSKハイニックスを擁護

SKハイニックスの急落は香港の連動レバレッジ商品にも波及した一方、崔泰源氏とメリッツ証券は、AI主導のメモリー需要とDRAM供給の逼迫が中長期的なファンダメンタルズを支えると主張した。

要約

香港上場のサムスン電子とSKハイニックス連動レバレッジ商品は、7月17日の韓国半導体株急落を受けて大幅安となり、China Southern 2x Long Samsung Electronicsは20%超下落、CSOP 2x Long SK Hynixは18%超下落した。SKハイニックスは約18年ぶりの大きさとなる1日で12%下落し、サムスン電子も8.8%安となった。背景には、韓国当局による半導体連動レバレッジファンドへの規制強化と、追い証に伴う強制売り観測があった。SKグループ会長の崔泰源氏は、来月のSKハイニックス株価は予測できないとしつつ、AI関連のメモリー需要拡大が長期的な上昇基調を支えるとの見方を示した。メリッツ証券のキム・ソヌ研究員も、市場はファンダメンタルズを読み違えていると指摘し、長期供給契約で報じられた値下げは、DRAM供給が逼迫する中で生成AIやAIデータセンター需要を確保するための戦略的措置だと説明した。

用語解説
  • レバレッジ商品: 原資産の日々の値動きを増幅するよう設計された投資商品で、利益と損失の双方が拡大し得る。
  • 追い証: 市場変動で利用可能な証拠金が減少した場合に、追加担保を求めるブローカーの請求。これにより投資家はポジション売却を迫られることがある。
  • DRAM: コンピューターやサーバーで使われるメモリーチップの一種。