トランプ大統領が2020年選挙の主張を再燃、習氏の9月訪米は予定通り

トランプ大統領はゴールデンタイムの演説で、中国が2億2000万人分の有権者ファイルを盗んだと主張した。一方、ホワイトハウスは、対立にもかかわらず習近平国家主席の9月24日に予定されるワシントン訪問は予定通り進んでいるとした。

要約

ドナルド・トランプ大統領は木曜夜のゴールデンタイム演説で、2020年選挙を巡る主張を蒸し返し、中国が2020年以降、米国の有権者ファイル2億2000万人分を不正に取得したと訴えた。また、中国やベネズエラ、さらに自身が「ディープステート」と呼ぶ勢力が、特定の情報報告が自身に届くのを阻んだとも主張した。これに対しホワイトハウスは、その非難にもかかわらず、中国の習近平国家主席が2026年9月24日前後に予定するワシントン訪問はなお予定通りだと示し、足元の米中雪解けの脆弱さを浮き彫りにした。中国外務省の林剣報道官は、トランプ大統領の主張を「完全な捏造」と退けた。別件では、トランプ大統領の発言に関連するKalshiでの賭けを巡る連邦捜査の中で、長年ホワイトハウスでテレプロンプターを担当してきた職員が無給休職となった。さらにTrump Media and Technology Groupは、8月1日に提供開始予定の有料データ配信サービス「Truth API」を立ち上げ、取引会社向けにTruth Socialのデータを提供するとした。

用語解説
  • Kalshi: イベントベースの取引を行う予測市場プラットフォーム
  • Truth API: Truth Socialの投稿向け有料データ配信サービス
  • algorithmic trading: コンピューター主導の売買戦略