サーブ、中期成長見通しを維持、Q2上振れと受注残高が過去最高

欧州で軍事需要が強まる中、スウェーデンの防衛大手はポーランドの470億クローナの潜水艦契約を含む684億クローナの新規受注を計上し、受注残高は3177億クローナに拡大した。

要約

サーブは、第2四半期決算が市場予想を上回り、受注残高が過去最高を記録したことを受け、中期の成長見通しを維持した。軍事装備品に対する需要は構造的に強い状態が続いているとした。スウェーデンの防衛大手は、6月末までの四半期の新規受注が684億スウェーデンクローナ(71億ドル)だったと発表した。FactSet予想の571億クローナを上回り、470億クローナのポーランド向け潜水艦契約が寄与した。受注残高は1年前の1976億クローナから3177億クローナに増加した。売上高は255億クローナ、EBITは28億クローナで、いずれも市場予想を上回った。サーブは、不安定な安全保障環境の下で各国政府が防衛能力の強化と兵器備蓄の補充を進めているとし、ウクライナ戦争と中東紛争をその背景として挙げた。

用語解説
  • 受注残高: 未履行の顧客受注の価値
  • EBIT: 利払前・税引前利益
  • 中期成長見通し: 今後数年間の売上高または事業成長に関する企業の見通し