米6月CPIは前年比3.5%、予想3.8%を下回る

トランプ大統領は、6月のCPI統計が過去6年で最大の月次低下を記録し、実質賃金を0.8%押し上げたほか、TSMCがアリゾナ州での投資計画を1000億ドル引き上げたと述べた。

要約

米国の6月の消費者物価上昇率は前年比3.5%となり、予想の3.8%を下回り、ブルームバーグが調査した67人のエコノミスト全員の予想を下回った。トランプ大統領は、この統計が消費者物価指数の過去6年で最大の月次低下を示したとし、ガソリン、電気、自動車保険、ホテル、処方薬の価格下落が寄与したと述べた。力強い賃金上昇と物価の鈍化により実質賃金は0.8%上昇したとも述べたほか、TSMCがアリゾナ州の半導体工場への投資を1000億ドル増やし、米国への総投資額が2650億ドルになると付け加えた。FRB当局者はこれに先立ち、インフレ率の鈍化が金融引き締め路線を変えることはないと示していた。

用語解説
  • CPI: 消費者物価指数。消費者物価の変化を追跡する主要なインフレ指標。
  • real wages: インフレ調整後の賃金。賃金の伸びが物価上昇を上回っているかどうかを示す。
  • tightening path: インフレ抑制のために、中央銀行が政策を引き締め的に維持、または利上げを進める方針。