Upper90による融資は、推論特化型チップを担保とする初の案件とされる。General Computeは、データセンターや転用した仮想通貨マイニング施設でエージェントAIワークロードを担う事業を狙う。
General Computeは、SambaNova製チップを担保にUpper90から4億ドルの融資を確保した。推論特化型チップを担保とする資金調達案件としては初めてだとされる。同社は、エージェントAIワークロードに特化したAI推論クラウド向けにSambaNovaの自社製ASIC (Application-Specific Integrated Circuit)を活用しており、従来型データセンターや稼働していない仮想通貨マイニング施設への展開も可能である。 今回の取引は、AIインフラ金融が、主としてNvidiaのGPUに焦点を当ててきた従来のチップ担保融資市場から、モデル実行向けに設計されたハードウェアへと軸足を移す可能性を浮き彫りにしている。貸し手にとって推論インフラは、AIワークロードの提供を通じて、より安定的で継続的な収益を支える可能性がある点で魅力的になり得る。