バフェット氏、残るバークシャー資産は2034年までに子どもを通じて分配へ

バークシャー・ハサウェイ創業者の慈善計画は巨額資産を築くはるか前に始まっていたとし、19年間で約480億ドルを拠出した後、寄付先をゲイツ財団から切り替えると述べた。

要約

ウォーレン・バフェット氏は、故妻スージー氏と結婚当初の早い段階で、バークシャー・ハサウェイ創業者として現在推定1470億ドルの資産を持つようになるはるか前から、築いた財産はすべて寄付すると決めていたと語った。CNBCの取材でバフェット氏は、2人は過度なぜいたくを望んだことはなく、ほとんど資金がなかった頃から慈善活動について話し合っていたと説明した。その考え方は、自身は社会全体より速く資産を複利で増やせる一方、スージー氏は大半の寄付者よりも効果的に資金を配分できるとの信念を反映していたという。 バフェット氏は、スージー氏が現場に深く関わる寄付を好んだのに対し、自身はより広範な「卸売型のアプローチ」を好んだと述べた。2004年にスージー氏が脳卒中の後に死去した後も、その計画を継続したという。その後2010年には、マイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏、慈善家で実業家のメリンダ・フレンチ・ゲイツ氏とともにギビング・プレッジを立ち上げ、超富裕層に対し、社会的利益のためにより早い段階で資産拠出を約束するよう促した。 バークシャー・ハサウェイは今週初め、バフェット氏が慈善団体に総額60億ドル弱相当のバークシャーB種株1200万株を寄付すると確認したが、今回の最新の寄付にゲイツ財団は含まれていない。バフェット氏は19年間で約480億ドルをゲイツ財団に拠出していた。火曜日には、1400億ドル相当とされる残りのバークシャー持ち株について、2034年までに子どものハワード氏、ピーター氏、スーザン氏に関連する、または3氏が運営する団体を通じて分配すると発表した。 バフェット氏はまた、ビル・ゲイツ氏とジェフリー・エプスタイン氏の関係を巡る疑問にも言及し、今年初めにゲイツ氏の議会証言を見た後、この問題を「不快だ」と評した。自身も誤りを犯してきたと付け加え、採用した人物が後になって期待していたような人物ではなかったと分かることもあったと述べた。家族の慈善活動の管理者としての子どもたちの役割については、実務は子どもたちに委ねており、非営利団体が提出する米内国歳入庁(IRS)の申告書式Form 990にも目を通していないと語った。

用語解説
  • バークシャーB種株: バークシャー・ハサウェイ株の株式区分の一つ。
  • ギビング・プレッジ: 富裕層が資産の大半を寄付することを約束する取り組み。
  • Form 990: 非営利団体が毎年提出するIRSへの申告書。