アップル、エヌビディアを抜き米上場企業の時価総額首位を奪還

アップル、エヌビディアを抜き米上場企業の時価総額首位を奪還

アップルは金曜日、株価が過去最高値を付けたことで一時的にエヌビディアを上回ったが、日中の値動きで時価総額争いが接戦となる中、約50分後に半導体大手が首位を奪い返した。

ファクトチェック
この主張の具体的な要素はすべて裏付けられている。ロイターの記事は、Appleが2026年7月17日に世界で最も価値の高い企業としてNvidiaを上回ったことを確認している。BeInCryptoの記事も、「一時的に追い抜いた」という表現、取引序盤にAppleの時価総額が4兆9200億ドルに達し、Nvidiaが4兆8600億ドルだったこと、その後Nvidiaが首位を奪還して差が縮小したこと、さらにAppleの決算発表が7月30日、Nvidiaの決算発表が8月下旬(8月26日)であることを明確に確認している。BarchartのX投稿も、取引序盤の4兆9200億ドル対4兆8600億ドルという同一の数値を独自に伝えている。唯一の小さな相違点は、日中の時価総額は変動するため、ロイターが4兆8800億ドルと4兆8600億ドルという終値に近い水準の数値を示したのに対し、4兆9200億ドルは取引序盤のピークだった点であるが、これは「一時的な」日中の逆転と完全に整合する。
要約

アップルは金曜日、株価が過去最高の334.95ドルに達し、時価総額が4兆9200億ドルを上回ったことで、一時的にエヌビディアを抜いて世界で最も時価総額の大きい上場企業となった。エヌビディアは取引序盤に前日終値比4%安の199.38ドルまで下落し、時価総額は約4兆8300億ドルに低下したが、ニューヨーク時間午前10時30分までに約4兆9400億ドルで首位を奪還した。アップルの首位は約50分間続いた。 今回の順位変動は、朝方の取引でアップル株がほぼ横ばいだったことからも分かる通り、アップルの急伸というよりエヌビディアの反落によってもたらされた。アップルは2025年4月にも首位に立っていた一方、エヌビディアは過去1年の大半で首位を維持し、昨年7月には時価総額4兆ドルに到達した初の企業、10月には5兆ドルを突破した初の企業となった。 この逆転は、市場でAIに巨額投資する大型企業の一部から、巨額の設備投資への依存度が低いとみられる企業へ資金が移る、より広範なローテーションの中で起きた。アップル株は金曜日時点で年初来22%上昇し、エヌビディアの7%上昇を上回っていた。HSBCは、売上高に対する設備投資比率がハイパースケーラーで39%であるのに対しアップルは2.5%にとどまる点を理由に、目標株価366ドルでアップルを「買い」に引き上げた。アップルは今週、AIスイートを巡り北京市のインターネット規制当局の登録上のハードルもクリアし、重要市場への道を開いた。 エヌビディア株は5月中旬にピークを付けて以降、下押し圧力にさらされており、この間に時価総額は8000億ドル超減少した。それでも同社事業はAIインフラ整備の中核であり続けている。エヌビディアは木曜日、日本向けに27,500基のRubin GPUを発表し、東京の政府系省庁が支援する、フィジカルAI向けとしては世界初の国家AIインフラだと説明した。Segal Marco Advisorsのベンジャミン・ホール氏はロイターに対し、両社の立ち位置に実質的な違いは見当たらないとした上で、エヌビディアは今後の展開においても重要な担い手であり続ける可能性が高いと述べた。

用語解説
  • AIインフラ: 人工知能アプリケーションの構築、学習、実行に用いられるハードウェアや計算システム。
  • 設備投資: 成長を支えるために必要な設備、施設、技術などの長期資産に対する企業の支出。
  • 予想利益: 過去実績ではなく、アナリストによる将来利益予想に基づく評価指標。