トム・リー氏とビットマインは、半導体株が急落するなかでイーサリアムをAIとトークン化の恩恵を受ける資産と位置付ける一方、同社はETH準備金が「Alchemy of 5%」目標の96%に達したと明らかにした。
Bitmine Immersion Technologiesは、イーサリアムの総供給量1億2070万ETHの4.8%に当たる577万ETHを保有しており、12カ月で「Alchemy of 5%」目標の96%に到達したと発表した。トム・リー会長は、イーサリアムについてAIの下流資産であると同時にウォール街のトークン化の恩恵を受ける存在だと主張し、AIシステムには信頼できるガードレールが必要であり、自律型AIの拡大に伴ってイーサリアムが人間中心のインターフェースとして機能し得ると述べている。リー氏の発言は半導体株が大きく売られるなかで出ており、フィラデルフィア半導体指数は当日4.8%下落、月初来では約20%安となった。6月22日以降、世界の半導体株では約33億ドルの時価総額が失われたとも報じられた。ビットマインはまた、シリーズA優先株がNYSEでBMNPのティッカーで取引されること、2026年6月26日にラッセル1000大型株指数に採用されたことも明らかにした。同社のバランスシートには引き続き精査の目が向けられている。ETHは平均取得コスト約3997ドルに対して1840ドル近辺で推移しており、約90億ドルの含み損を示唆するためである。一方でビットマインは、約492万ETHを年率2.7%の利回りでステーキングすれば、年間約2億4200万ドルを生み出せるとしている。