
今回の送金により、EmberCNが2024年1月以降の売却額を約481万SOLと見積もる流れがさらに積み上がった。ミームコイン活動が冷え込み、ソラナ関連収益にも減速の兆しが出る中での動きである。
Pump.funは2026年7月18日、81,712 SOLをクラーケンへ追加送金した。オンチェーンアナリストのEmberCNはこの動きを約615万ドル相当と評価し、取引所への預け入れを通じてプラットフォーム収益を現金化してきた長期的な流れの一部と位置付けた。EmberCNは、Pump.funが2024年1月から2026年7月18日までの間に約481万SOLを売却し、トークン当たり平均168.70ドルで約8億1200万ドル相当に達したと推計している。 この送金は、Pump.funがミームコインブームを背景にソラナで最も著名な手数料創出元の一つであり続ける一方、事業環境の弱まりに直面している中で行われた。報告書が引用したCoinMarketCapのデータによれば、同プラットフォームのローンチ以降の累計収益は10億ドル超で、内訳は2025年が約6億6400万ドル、2026年第1四半期が約1億2470万ドルである。より広範なプロトコル指標を測定するDefiLlamaは、2026年7月18日時点の累計手数料を約18億6000万ドル、累計収益を12億ドル超としている。 これらの合計値の違いは、直接的な矛盾ではなく測定方法の違いを反映したものだ。EmberCNはクラーケンに送られ、売却された可能性が高いSOLの推計を追跡している一方、DefiLlamaはプロトコル全体の手数料と収益を追跡している。減速はネットワーク活動にも表れている。The Blockは2026年6月16日、Pump.funの活動がそれまでの3カ月間で80%減少したと報じた。6月の1日当たり平均収益は6カ月前の約480万ドルから約80万ドルへ落ち込み、新規発行トークンのうち他の取引所に上場できる水準の時価総額に達したのは0.26%にとどまったという。 より大きな焦点は、プロトコル収益が鈍化する中でもPump.funが同様のペースでSOL売却を続けるのか、そしてトレーダーがHyperliquidのような無期限先物市場へ移る中でソラナのネットワーク活動が回復できるかどうかである。