バンク・オブ・アメリカのデータと法人顧客口座によると、6月下旬には米ワールドカップ開催都市全体で消費が拡大した。なかでもフィラデルフィアとカンザスシティーは、ファンによるバー、レストラン、観光需要の押し上げが現場レベルで特に鮮明に表れた。
FIFAワールドカップによる人流は6月下旬、米開催都市の企業業績を測定可能な形で押し上げた。バンク・オブ・アメリカによると、6月27日までの3週間に米国内の11開催都市における実店舗、小売店、レストラン、バーでのカード支出は前年同期比5.3%増となり、その他の地域の3.8%増を上回った。これは、開催都市が全米の傾向を下回っていた直前の3週間から反転したことを意味する。バンク・オブ・アメリカの支出データではロサンゼルスとニューヨークが最も明確な勝ち組として浮上した一方、事業者への聞き取りではフィラデルフィアとカンザスシティーでもバー、レストラン、ホテル、観光分野で特に目立つ伸びが確認された。大会は日曜日の決勝で閉幕したが、経済効果の全体集計はまだ完了していない。