来週は欧州に注目、トレーダーは欧州中央銀行の決定を待つ

投資家は木曜日の欧州中央銀行の政策金利決定とクリスティーヌ・ラガルド総裁の記者会見に加え、米国の先行指標、ADP民間雇用者数、そしてアルファベット、テスラ、AT&T、IBM、テキサス・インスツルメンツ、インテルの決算に注目している。

要約

来週も市場の主な焦点は欧州となる見通しで、木曜日の欧州中央銀行の政策金利決定とクリスティーヌ・ラガルド総裁の記者会見が投資家心理を左右する可能性が高い。予定表にはこのほか、月曜日の米国6月カンファレンス・ボード景気先行指数、火曜日のADP民間雇用者数が含まれる。決算発表シーズンも本格化し、アルファベット、テスラ、AT&T、IBM、テキサス・インスツルメンツ、インテルの業績発表が予定されている。関係者の1人は、米連邦準備制度の次回利上げ・利下げ判断に重大な影響を与えると見込まれる米主要経済指標の発表は、現時点で予定されていないと述べた。

用語解説
  • 欧州中央銀行: ユーロ圏の金融政策を担う中央銀行。
  • ADP民間雇用者数: 米民間部門の雇用動向を示す指標で、採用の勢いを探る手掛かりとして投資家が注視する。
  • カンファレンス・ボード景気先行指数: 今後数カ月の米国経済の方向性を示唆するために設計された総合指数。