中国、5月に金48トン購入とゴールドマン・サックス推計

中国、5月に金48トン購入とゴールドマン・サックス推計

同行は、ロンドンのOTC市場を通じた購入量が、中国人民銀行が同月に公式報告した10トンの4.8倍に当たるとした。

ファクトチェック
この主張は、ゴールドマン・サックスの推計を正確に伝えている。発端となった投稿元のThe Kobeissi Letterは、5月の48トンという数字と、公式発表の10トンに対して4.8倍という位置付けを、いずれもゴールドマン・サックスに直接帰している。独立した二次的な金融市場の解説であるGoldFixとスティーブン・イネスも、中央銀行による5月の金購入量が合計約81トンで、このうち約48トンが中国によるものだとする同じゴールドマン・サックスの推計を確認している。計算上も、48=4.8×10で整合している。これは中国人民銀行の公式数値ではなく、あくまで同社の推計だが、この主張はそれをゴールドマン・サックスの推計として正しく位置付けている。
要約

ゴールドマン・サックスの推計によると、中国は5月にロンドンのOTC市場(相対取引市場)を通じて金48トンを取得した。月間購入量としては1年以上で最大となる。同月について中国人民銀行が公式報告した10トンの4.8倍に相当し、推計される市場での取引活動と公表された外貨準備への積み増しとの間に乖離があることを示している。

用語解説
  • ロンドンのOTC市場: 取引所を介さずに相対で直接売買する市場。
  • 中央銀行: 準備資産と通貨を管理する国家の金融当局。