Zcashがzcashdを終了、Ironwoodアップグレードで旧Orchardプールを封鎖

Zcashがzcashdを終了、Ironwoodアップグレードで旧Orchardプールを封鎖

ネットワークは7月18日にzcashdを終了し、RustベースのZebraとZakuraへ移行した。2026年7月28日に予定するIronwoodハードフォークでは、Orchardに関連する潜在的な偽造ZECを封じ込める計画である。

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ファクトチェック
確認済みの3つの情報源はいずれも中核的な主張を裏付けている。Zcash Foundationの公式発表は、Zakura(Zebraのフォーク)の立ち上げ、zcashdからの移行必要性、ならびに7月末に有効化されるNU6.3/Ironwoodアップグレードを確認している。ソーシャルメディアへの投稿は、ブロック高3,417,100で7月18日にzcashdがサポート終了を迎えることを確認している。Phemexのニュース報道は、ネットワークがZebraとZakura上で継続し、従来のzcashdウォレット機能をZalletが置き換えることを確認している。主張の各要素――ブロック高、EOL日、Zakuraの立ち上げ、Zebraでの継続、Zalletによるウォレット置き換え、Ironwoodアップグレードの時期――は、いずれも直接裏付けられている。
要約

Zcashは7月18日、ブロック高3,417,100で初代ノードソフトウェア「zcashd」を終了した。ネットワークはRustベースの実装であるZebraと、新たに公開されたZakura 1.0.0を含む体制へ移行を続けており、2026年7月28日に予定されるIronwood(NU6.3)ハードフォークを控える。ZakuraはZebraを再構成した高速同期のフルノードで、プルーニング、スナップショット同期、旧zcashdとの互換モードを追加した。プロジェクトによると、これにより新規ノードの起動時間を2分未満に短縮できる可能性がある。従来zcashdウォレットが担っていたウォレット機能はZalletが引き継いだ。Ironwoodはブロック3,428,143で有効化される予定で、Zcashの旧Orchardシールドプールを廃止し、修正済みの新たなシールドプールを導入する。また、旧プールからの引き出しはターンスタイルを経由させることで、過去に公表された脆弱性に関連する仮想的な余剰ZECがあっても、そこに閉じ込められる設計である。Zcashは新しいZakuraノードの運用も開始する予定で、Bitcoin.comは同期時間が従来システム比で約5分の1になると報じた。Zcashはこの欠陥が悪用された可能性は低いとしているが、Orchardは取引詳細を秘匿するため、過去の不正利用を完全な確実性をもって否定することはできないとしている。

用語解説
  • Orchardシールドプール: Zcashのプライバシー重視の取引プールで、送金の詳細がオンチェーンで秘匿される。
  • スナップショット同期: 全履歴をダウンロードする代わりに、保存されたネットワーク状態から同期すること。
  • ターンスタイル: 過去に正当に流入した価値に基づき、プールから流出できる価値の量を制限する制御メカニズム。