コインベースの最高経営責任者(CEO)は、自身の個人Xアカウントでの投稿やミーム、プロフィール画像の変更はトークンの推奨を意味するものではなく、市場シグナルとして扱うべきではないと述べる一方、コインベースがBaseプロジェクトをどのように支援しているかを説明した。
ブライアン・アームストロング氏は、投稿やプロフィール画像の変更、ミームを含む自身の個人Xアカウントでの活動について、トレーダーがその一つの変更を正式名称「Coinbase Man」のBase系ミームコインBRIANと結び付けたことを受け、トークンやプロジェクトへの支持、あるいは投資シグナルとして解釈すべきではないと述べた。アームストロング氏は7月20日、7月16日にCryptoPunkのアバターからBRIANに関連するアートワークへプロフィール画像を変更した後、この注意書きを改めて示した。この変更と時を同じくして、トークンの時価総額は約3000万ドル増え、およそ3700万ドルに達したが、その後、画像を元に戻すと反落した。BRIANはその後24時間以内に価値の約85%から93%を失い、時価総額は500万ドルを下回った。一方で一部のトレーダーは、同氏がトークンと距離を置こうとしているのではなく、Baseコミュニティをないがしろにしていると不満を示した。同氏は、自身のアカウントを「アルファ」の情報源として使うフォロワーは本人の意に反し、自己責任でそうしているにすぎないと述べたうえで、コインベースとBaseは特定のコインを宣伝しないと付け加えた。その理由として、上場を巡るコンプライアンスや規制上の制約を挙げ、自身やBase創設者ジェシー・ポラック氏がトークンを「pump」することはないとの見方を示した。代わりに、Base Batchesのイベント、開発者向け助成金、Coinbase Ventures、Base Ecosystem Fund、さらにBaseのDeFi(分散型金融)プロトコルをコインベースの製品に定期的に統合する取り組みなどによる支援を挙げ、同社は長期的な顧客価値を生み出せると考えるプロジェクトを重視していると説明した。今回の件は、BRIANがコインベースのイーサリアム向けレイヤー2ネットワークであるBase上で構築されているため、企業のエコシステム外の資産に結び付いた著名人主導のミームトークンの動きとは異なり、追加的な精査を呼んでいる。これに先立ち、アームストロング氏は7月13日、コインベースのコンテンツコイン推進について「失敗した。次の段階に進む時だ」と述べ、同社の注力分野を取引、決済、エージェントへ移したとしていた。その流れに関連するZORAトークンは95%下落していた。