韓国、仮想通貨取引の調査40件を完了し30件超を検察に送致

韓国、仮想通貨取引の調査40件を完了し30件超を検察に送致

当局と検察は、暗号資産利用者保護法に基づき40件超の不公正取引事案を調査した一方、金融・証券・暗号資産犯罪を対象とする1年間の大規模取り締まりでは、304人を立件し25人を逮捕、3814億ウォンの犯罪収益を没収保全したと明らかにした。

ファクトチェック
韓国の主要な原典ソースである韓国経済新聞(ハンギョン)は、仮想資産利用者保護法の施行後2年間で約40件の不公正取引調査と30件超の捜査機関への通報があったことを確認しており、これはChosun Bizの英語報道や二次メディア(Bloomingbit、Crypto Briefing)でも裏付けられている。AI監視や口座凍結権限の付与検討に関する主張の詳細も各ソースと一致している。数値は複数の独立した報道で整合している。
要約

韓国の金融当局は、暗号資産利用者保護法に基づく不公正取引事案について40件超の調査を完了し、30件超を捜査機関に送致または通報し、2024年7月19日の同法施行以降、25人の容疑者を特定したと明らかにした。これとは別に法務省は、金融・証券・暗号資産犯罪を対象とする1年間の大規模取り締まりにより、昨年6月から今年5月までの間に304人を立件し、25人を逮捕、3814億ウォンの犯罪収益を没収保全したと発表した。同省によると、これらの案件は主にソウル南部地検の金融・証券・暗号資産犯罪合同捜査部門などが扱い、犯罪収益の回収を強化するため、ソウル南部と釜山で資産回収の専門部門を拡充した。当局は口座凍結制度や情報提供者への報奨金制度も検討しており、取引所と規制当局はAIを活用したリアルタイム監視も拡大している。

用語解説
  • 暗号資産利用者保護法: 韓国の暗号資産投資家保護法で、暗号資産サービス事業者に保管・行為規制を課し、不公正取引行為を禁じる。
  • 没収保全: 後に犯罪収益として没収または追徴できるよう、資産の処分を禁じる法的措置。
  • API keys: ソフトウェアや利用者が取引所や取引プラットフォームにプログラムを通じてアクセスし、操作することを可能にするデジタル認証情報。